(五)発掘調査から見た遺跡

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 戦国動乱の激化を知る方法の一つに考古学による発掘調査の成果が挙げられる。当市域においては石川城跡の内館部分や福村城跡の堀跡が発掘調査され、また大浦氏に関係した城館跡としては、鯵ヶ沢種里城跡の主曲輪や岩木町大浦城跡二ノ丸部分の発掘調査も行われている。さらに津軽領内での合戦の舞台として登場してくる平賀町大光寺新城跡、藤崎町藤崎城跡なども開発に伴う緊急発掘調査が行われ、城館跡の曲輪内での具体的な姿が明らかになりつつある。