目次
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新編弘前市史 通史編1(古代・中世)
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第5章 中世後期
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第四節 戦国津軽とその終焉
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五 戦国動乱の激化と城館群
(五)発掘調査から見た遺跡
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戦国動乱の激化を知る方法の一つに
考古学
による発掘調査の成果が挙げられる。当市域においては
石川城跡
の内館部分や
福村城跡
の堀跡が発掘調査され、また
大浦氏
に関係した
城館跡
としては、
鯵ヶ沢
町
種里城跡
の主曲輪や岩木町
大浦城跡
二ノ丸部分の発掘調査も行われている。さらに
津軽
領内での合戦の舞台として登場してくる平賀町
大光寺新城
跡、藤崎町
藤崎城跡
なども開発に伴う緊急発掘調査が行われ、
城館跡
の曲輪内での具体的な姿が明らかになりつつある。