写真60 初代・第7代弘前市長菊池九郎
当選者は次のとおりであった。
宮川富三郎 蒲田廣 本多謙一 花田直太郎 葛西末吉 芹川得一 佐田正之丞 桜庭又蔵 奈良誠之助 石郷岡文吉(以上三級一〇人)
宮本甚兵衛 海老名東太郎 宮川久一郎 片山忠兵衛 今泉文蔵 武田荘七 山内金三郎 菊池定次郎 小山友三郎 中田多七(以上二級一〇人)
榊喜洋芽 長谷川如泡 古田栄次郎 村林嘉左衛門 田中耕一 鳴海正彦 奈良平雄 小野常三郎 鈴木久造 関静逸(以上一級一〇人)
五月十三日に市会を召集、長谷川如泡が議長となり、市長候補を選挙した結果、第一菊池九郎、第二長谷川如泡、第三桜庭又蔵が当選、同月二十七日第一候補者菊池九郎に裁可があった。年俸は四八〇円であった。
六月十八日、仮設の弘前市役所を東長町四五番の二号地に開庁した。ここは、旧東長町外廿二ヶ町戸長役場の建物を買収したもので、翌年元寺町一番地の中津軽郡役所跡に移った。助役には長尾義連、収入役は高倉良蔵で吏員は三一人だった。
写真61 元寺町の市庁舎(明治25年新築)
中津軽郡各村の初代村長は次のとおりである。
清水村 中田平次郎
和徳村 小野貞助
豊田村 一戸久之亟
堀越村 樋口徳太郎
千年村 相馬豊景
東目屋村 今井一徹
藤代村 鎌田賢之輔
新和村 羽場久之助
船沢村 對馬源太夫
高杉村 葛西與助
裾野村 工藤武雄
石川村(南津軽郡) 成田多佐久
和徳村 小野貞助
豊田村 一戸久之亟
堀越村 樋口徳太郎
千年村 相馬豊景
東目屋村 今井一徹
藤代村 鎌田賢之輔
新和村 羽場久之助
船沢村 對馬源太夫
高杉村 葛西與助
裾野村 工藤武雄
石川村(南津軽郡) 成田多佐久