(3)ドーム…主として鉛直方向の地盤運動で形成された凸状の高まりをさす。
(6)分水嶺…二つ以上の河川の流域を分ける山稜をいう。
(7)沖積低地…約一万八〇〇〇年前のヴュルム氷期には海水準が現海面よりも一〇〇メートル以上も低く、内陸部には深いV字谷が形成された。その後の海水準の上昇に伴いV字谷は埋積され、現在の平野部が形成された。この平野下のV字谷を埋積した泥・砂・礫などを沖積層といい、形成された堆積面のことを沖積面、沖積低地と呼ぶ。
(8)潟湖…海に近接するが、砂州などの低くて狭長な土地によって海と部分的または全体的に隔てられたもの。
(9)N値…標準貫入試験のこと。六三・五キログラムのハンマーで七五センチメートルの落差から打撃し、サンプラーが地盤中に三〇センチメートル貫入するのに要する打撃回数のことをいう。
(10)沈水…陸地が海水の侵入によって海面下に位置するようになること。
(11)後水期…完新世(約一万年前以降)と同義に用いる。