神社棟札等による村役人
文化六(一八〇六) | 文政八(一八二五) | 文政一〇(一八二七) | 天保七(一八三六) | |
椴法花 | 十四世松前志摩守章廣 | |||
古部 | 箱館奉行所 新井田金右工門 | |||
<神社棟札> | <神社棟札> | |||
木直 | 小頭 中村屋佐五兵衛 | 小頭 団 治 | ||
組頭 清 吉 | 世話人 佐五兵衛 | |||
尾札部 | ||||
<神社棟札> | ||||
川汲 | 小頭 加賀屋金左衛門 | |||
組頭 久兵衛 | ||||
<巌島神社棟札> | ||||
板木 | 村役 茂左工門 | |||
百姓代 倉 助 | ||||
臼尻 | 頭取 浪岡惣右工門 | |||
小頭 久右工門 | ||||
百姓代 佐 市 | ||||
拝殿世話人 綿屋酉之丈 | ||||
熊泊 | 村役 仁右工門 | |||
百姓代 市右工門 | ||||
磯谷 | 村役 久兵衛 | |||
百姓代 喜代松 | ||||
常路 |
天保一二(一八四一) | 弘化元(一八四四) | 弘化二(一八四五) | 嘉永三(一八五〇) | |
箱館奉行 牧田七郎左エ門 | 松前十六世昌広 | |||
工藤茂五郎 | 箱館奉行 工藤茂五郎 | |||
白鳥屋彦右衛門 | 氏家六郎左エ門 | 六ヶ場所懸 松山斧右エ門 | ||
六ヶ場所取拭り松山斧右エ門 | 白鳥彦左衛門 | |||
椴法花 | ||||
古部 | ||||
<神社棟札> | <神社棟札> | |||
木直 | 小頭 団 治 | 小頭 団 治 | ||
年寄 理 松 | ||||
世話人 文三郎 | ||||
別当 藤太郎 | ||||
尾札部 | ||||
頭取 與五左衛門 | ||||
<神社棟札> | ||||
川汲 | 小頭 重兵衛 | |||
年寄 久兵衛 | ||||
板木 | 小頭 三太郎 | |||
年寄 八右衛門 | ||||
<神社棟札> | ||||
臼尻 | 頭取 久右衛門 | |||
小頭 庄三郎 | ||||
(頭) 多五右衛門 | ||||
世話人 小川幸吉 | ||||
熊泊 | 小頭 又 吉 | |||
年寄 又五郎 | ||||
磯谷 | 小頭 六兵衛 | |||
常路 | ||||
安政元(一八五四) | 安政四(一八五七) | 安政五(一八五八) | 万延元(一八六〇) | |
嘉永七・書上 | 入 北 記 | |||
椴法花 | 小頭 三次郎 | 小頭 三次郎 | ||
古部 | ||||
<神社棟札> | ||||
木直 | 小頭 安右衛門 | 小頭 安右衛門 | ||
年寄 彦太郎 | ||||
尾札部 | 頭取 与五左衛門 | 総取 与五左エ門 | ||
小頭 藤 蔵 | ||||
百姓代 喜太郎 | ||||
<神社棟札> | ||||
川汲 | 小頭 重兵衛 | 小頭 重兵衛 | 小頭 重兵衛 | |
年寄 (兵衛) | ||||
久治良 | ||||
百姓代 石太郎 | ||||
板木 | 小頭 三太郎 | |||
臼尻 | 頭取 多五右衛門 | |||
小頭 藤右衛門 | ||||
百姓代 四郎兵衛 | ||||
<神社棟札> | ||||
熊泊 | 小頭 又五郎 | 小頭 又 吉 | ||
磯谷 | ||||
常路 | ||||
文久元(一八六一) | 慶応元(一八六五) | 明治六(一八七三) | ||
秋味網取替一札 | ||||
椴法花 | ||||
古部 | ||||
木直 | ||||
尾札部 | 名主 (与五左エ門) | |||
代 文 蔵 | ||||
川汲 | ||||
<神社棟札> | ||||
板木 | 小頭 三木善兵衛 | |||
村用掛 松田傳蔵 | ||||
<神社棟札> | <神社棟札> | |||
臼尻 | 名主 多五右衛門 | 名主 多五右衛門 | 副戸長 野村長吉 | |
年寄 藤右衛門 | 年寄 長 吉 | 村用掛 野村次郎兵衛 | ||
百姓代 政 吉 | 百姓代 政 吉 | 大坂政吉 | ||
網方物代 傳太郎 | ||||
熊泊 | ||||
磯谷 | ||||
常路 |
嘉永七年 六ケ場所村役人 「六か場所書上」より
小安村 名主 作十郎 年寄長右衛門 御百姓代 庄 八
釜 谷 小頭茂次右衛門
汐 首 小頭 徳太郎
瀬田来 小頭三郎右衛門
戸 井 頭取 藤 七 小頭 六三郎
鎌 哥 小頭 辰五郎
(尻岸内)日 浦 小頭 助五郎
尻岸内 頭取 利喜松 小頭 福太郎 御百姓代 平次郎
古武井 小頭 半兵衛
根田内 小頭 乙右衛門
(尾札部)椴法花 小頭 三次郎
木直し 小頭 安右衛門
尾札部 頭取与五左衛門 小頭 藤 蔵 御百姓代 喜太郎
川 汲 小頭 重兵衛
(臼 尻)板 木 小頭 三太郎
臼 尻 頭取多五右衛門 小頭 藤右衛門 御百姓代四郎兵衛
熊泊り 小頭 又五郎
鹿 部 小頭 源 吾 年寄 甚太郎 御百姓代 平 治
砂 原 頭取 弥右衛門 年寄 万 吉 御百姓代 三 蔵
掛り澗 小頭 三之亟 与之吉 三五郎
(鷲ノ木)尾白内 小頭 重兵衛
森 小頭 吉次郎
鷲ノ木 頭取 善次郎 小頭 弥惣兵衛 御百姓 文右衛門
棒 美 小頭 権 八
蛯谷古丹 辰之丞 役職無記入
本茅部 小頭 喜太郎
石 倉 八右衛門 〃
(落部)茂無部 小頭 兵三郎
落 部 頭取 文 作 小頭 太郎兵衛
野田追 小頭 吉兵衛門
町内各神社の棟札にある役職名を、年代と神社別にみると次のようになる。
これを嘉永七年(一八五四)の書上により、小安から落部までの九箇村三〇の小字の村役人を列挙する。
小安は小安村名主と記されている。そのほかは、村とは書いていない。そして村役人も頭取と記している。
小安村のほかが、名主とよばれたのは万延以後である。万延二年の小川文書に、六箇場所宿 市五郎とある。六箇場所の世話掛的役目としての六箇場所宿が、箱館におかれていた記録は他にもある。