川口回漕店 小樽丸(一、五七一t) 武意泊・白牛内・保遠節行
ト鍋島商店 発動機船 乙女丸 木古内・中ノ川・知内行
電話一三三八番
日下部合名会社 岡崎汽船株式会社 日運丸 (二、三〇〇t) 小樽行
電話一四三番・一四三九番
弁天町二三番地
〓板村商船部 定期 無事丸 戸井・尻岸内行
電話四四九番 定期 鹿島丸 尻岸内直行
定期 先山丸 易国間・下風呂・大畑行
平出海運部 定航 後志丸 奥尻・幌内行
電話一三〇九番・三五六番
仲濱町一〇番地
〓佐々木回漕店 函館新潟間定航船
電話二三八番 定航 初穂丸 新潟直行
定航 五十浦丸 酒田・加茂行
定航 出羽丸 酒田・加茂行
定航 神天丸 新潟直行
〓工藤海運部 定航 茅部丸 椴法華・古部・木直・見日・尾札部・川汲行
電話一四三番・五〇三番
定航 鳳至丸 椴法華・古部・木直・見日・尾札部・川汲行
有川丸 古武井・椴法華行・板木・臼尻・熊泊・鹿部・本別行
弁天町二番地
〓橋谷回漕店 定期 良運丸 日浦・武井泊・尻岸内・女那川行
電話八九二番 定期 正運丸 汐首・戸井・原木・日浦・尻岸内・女那川行
M高橋回漕店 定航汽船 瀬棚・函館・新潟・直江津間
電話五五八番・一四八三番
鞍馬丸 江差・瀬棚行
定期 平穏丸 酒田・加茂行
定航第二 近洋丸 江差・蚊柱・相沼内・熊石・関内・久遠・釣掛・茶
津・青苗行
定期 萬歳丸 江差・太ロ・瀬棚・千走・壽都・岩内行
定期 東運丸 江差・太ロ・瀬棚・千走・壽都・岩内行
定期 壽都丸 福島・吉岡・福山行
定航 至誠丸 福島・吉岡・福山行
定航 新古宇丸 福島・吉岡・福山行
定航 曙丸 茂辺地・當別行
定元期扱 敦賀丸 佐渡・新潟行
尼崎汽船北海部 共同 運輸丸 佐ル太・沙流・厚別・下下方・新冠行
電話七一〇番・二七〇番
第一日高丸 門別・春立・三石・後辺戸・ロ舞・浦河・様似行
天京丸 幌満・幌泉・小越・庶野・口留・廣尾・厚岸・霧多
布行
第五日高丸 酒田行
第二高運丸 樺太西海岸・宇仁内幌気主行
楢崎支店回漕部 小川丸 室蘭経由青森行
電話三一番・六四一番
三陸汽船株式会社 定航 玉ノ浦丸 同所行
函館噴火湾 定航 笠井丸 室蘭・紋鼈・虻田・辨邊行
東北丸 同所行
仲濱町一七番地
〓吉田回漕合名会社 第八盛運丸 佐渡滑川・伏木行
電話二三一番
江陽丸 室蘭ヨリ横濱行
東成丸 樺太西海岸・鱈場南部各所行
東濱町
ニ海陸共通舎 定期 第一當別丸 湧元・小谷石・福島・吉岡行
電話八六九番
定期 第二當別丸 當別・札刈行
定航 静丸 尻岸内・女那川・古武井・根田内・椴法華行
弁天町一番地
〓關川回漕店 発動汽船 慶正丸 戸井・日浦・尻岸内・女那川行
電話一三〇番
弁天町一番地
〓能戸回漕店 定期 大正丸 青森・川内・虻浦・易国間・下風呂・大畑行
電話一三〇五番
定期 八幡丸 大間・奥戸・佐井・青森行
豊川町
高榮組 三四福丸 日浦・武意泊・尻岸内・女那川行
電話六九〇番
幸町六番地
〓若山回漕店 定航 稲荷丸 大間・奥戸・佐井・虻浦・易国間・下風呂・大畑行
電話一五一二番
定航 福榮丸 大間・奥戸・佐井・虻浦・易国間行
噴火湾汽船株式会社廣告 森室蘭間郵便定期
金森合名会社 吹雪丸 森・室蘭
電話一五〇番・五七七番 伊達丸 室蘭・紋鼈・虻田・辨邊行
八八一番・六六九番
振洋丸 同所行
青森汽船株式会社 神龍丸 青森行
命令航路 東福丸 廣尾・大津・釧路行
命令航路 十勝丸 門別・下下方・三石・浦河・様似・幌泉行
船場町三番
〓保坂回漕店 定航 礦運丸 尻岸内・女那川・古武井・川口行
電話一三〇一番 定航 喜久丸 尻岸内・女那川・古武井・根田内行
磯谷線定期
定航 護全丸 椴法華・古部・木直・見日・尾札部・板木・川汲・
臼尻・熊泊・磯谷行
定航 隼丸 同所行
仲濱町一四番地
合資会社共同回漕店 樺太行命令定期
電話二六七番
北日本汽船株式会社 大泊・眞岡・海馬島行
大禮丸 小樽・大泊行
瀬棚・函館・新潟・直江津間定航
松島丸 酒田・加茂行
北光丸 同所行
敦賀丸 佐渡・新潟行
東濱町
久宮本回漕店 藤山汽船 函館出帆広告
電話二四八番
北海道庁命令航路
補助定期 日向丸 福島・福山・江良町・江差・蚊柱・相沼内・熊石・
久遠・釣掛青苗・太櫓・瀬棚行
補助定期 北辰丸 江差・釣掛・瀬棚・壽都・岩内・小樽行
補助定期 禮文丸 江差・釣掛・瀬棚・壽都・岩内・神恵内・小樽行
天塩・北見・利尻・禮文行
定航 第二北越丸 新潟・佐渡行
定航 第一北越丸 同所行
東濱町五番地
〓合資会社 函館回漕店 新潟直江津間定期
電話一六八番
定航 淡海丸 新潟・直江津行
定航 間宮丸 新潟直行
定航 白山丸 新潟直行
定航 鎮西丸 新潟・直江津行
三場所汽船会社 定航 國引丸 門別・春立・三石・□舞・後辺戸・浦河・様似・
冬島行
定航 第一日本海丸 同所行 ◎浦河直行
日高定期航路 定航 豊漁丸 厚別・新冠・下下方行
函館区仲濱二九番地
千嶋汽船株式会社 第五盛運丸 釧路・根室・花咲行
電話六五四番
函館区東濱町二七番地
〓樋口回漕店 第八盛運丸 酒田行
電話一一九三番・一七五番 生玉丸 伏木・敦賀行
七〇七番
北洋漁船 千賀丸 本斗・麻内・多蘭泊行
越後丸 利尻・禮文行
越後丸 真岡・蘭泊行
根田内定期 大古丸 根田内・磯谷行
東濱町一四番地
〓前田船舶支店 定航 第一大亀丸 釧路・厚岸・霧多布行
電話五三五番
定航 浦嶋丸 同所行
第三大亀丸 同所行
地形は「日本水路誌」大正8年「水路部」に拠る/地名は「北海道樺太南部沿岸水路誌」第1巻・昭和3「水路部」に拠る (室蘭市立図書館所蔵)
大正一〇年一一月二〇日(函館新聞/船舶広告欄)
春日丸 椴法華より川汲まで 廿一日後十二時
鳳至丸 同所 廿一日後十二時
電話五〇三番 工藤回漕部
西海丸 隔日後十時
椴法華 古部 木直 見日 尾札部
川汲 各地
郵船船場町波止場
牛山回漕店
大正一〇年一一月二一日
春日丸 椴法華 廿三日後一二時
鳳至丸 同所
工藤回漕部
新聞によれば、工藤回漕部は一一月二三日以後、椴法華までの路線となっている。これは新会社渡島汽船の台頭による変更と思われる。
工藤回漕部は熊泊までの航路を再び復活させ、以来、長い間村々の漁民を二つに分けるほどの海運会社二社の過熱した競争が続くことになった。
一二月二四日 函館新聞
西久丸 二七日午後一〇時
一二丸 二七鉄午後一〇時
椴法華 古部 木直 見日 尾札部 川汲 板木 臼尻 熊泊行
堀差丸 五日 午後六時
大湊
東浜町五番地
合名会社 ※ 回漕部
大湊取扱店 奥陸汽船会社
合名会社 ※ 米林運送店