函館市史 通説編第一卷
目次
第一編 風土と自然
第一章 地域概観
第一節 位置・範囲
第二節 地域概観
第三節 周辺自治体の概況
第二章 地形・地質
第一節 序説
第二節 函館市の地形
第三節 函館市の地形発達史
第四節 函館市の地質
一 函館付近の第四紀層 二 新第三紀層 三 中生層について
第三章 生物の分布
第一節 分布概論
一 地理的分布の特質 二 生物環境としての函館付近 三 ブラキストン・ラインとその周辺
第二節 植物
一 森林と林床 二 高山植物 三 草野の植生と帰化植物
第三節 動物
一 哺乳類 二 鳥類 三 蝶類
第四章 気象
第一節 函館と気象観測
一 函館における気象観測のはじまり 二 官制による日本最初の気象観測 三 観測のうつりかわり
第二節 函館の気候
一 気候の特性 二 四季の気候 三 気候要素
第三節 函館の気象災害
第五章 人口・世帯数の推移
第一節 序説
第二節 維新前の人口・戸数の推移
第三節 第二次大戦前の人口・戸数の推移
一 市制施行前 二 市制施行後
第四節 第二次大戦後の人口・戸数の推移
第二編 先史時代
序章 記録のない世界
第一章 研究史の展望
第一節 雷斧・天狗の飯匕
第二節 ジョン・ミルンらの報告
第三節 コロポックル説とアイヌ説
第四節 函館考古会と同好者
第五節 学術調査
第二章 文化のうつりかわり
第一節 先史の時代
一 先土器文化 二 縄文文化 三 北海道の縄文文化
第三章 函館の縄文文化
第一節 尖底土器の時代
第二節 円筒式土器文化の繁栄
第三節 貝塚の形成期
第四節 函館のストーン・サークル文化
第五節 縄文文化の動揺
第四章 原史の時代
第一節 続縄文文化と弥生文化
第二節 恵山文化
第三節 江別文化
第四節 北大式と続縄文文化の終末
第五章 有史の時代
第一節 古代の北海道と函館
第二節 中世の函館と遺跡
第三編 古代・中世・近世
第一章 安東氏及び蠣崎氏
第一節 和人の渡来
第二節 安東氏の支配
第三節 中世期の商品流通
第四節 アイヌ蜂起と蠣崎氏の台頭
第二章 松前藩政下の箱館
第一節 松前藩成立と亀田番所
第二節 松前藩の再生産構造と箱館港
第三節 商品流通の発達と藩政改革
一 場所請負制度の発生 二 藩政改革と問屋株仲間の結成 三 問屋・小宿の機能
第四節 宝暦・天明期の流通構造
一 江戸系商人の進出と経済変化 二 長崎俵物
第五節 北方情勢とロシア使節の来航
第六節 箱館の産物及び人口
第七節 宗教・文化・生活
一 宗教 二 文化 三 生活
第三章 幕府直轄下の箱館
第一節 東蝦夷地直轄の経緯
第二節 箱館奉行及び松前奉行
第三節 箱館における施設経営
第四節 箱館の町行政
第五節 幕府の生産・流通統制
第六節 高田屋嘉兵衛の勃興
第七節 場所請負制の再開と箱館経済
一 場所請負制の復活 二 箱館商人の動向 三 問屋株仲間と市中商人の対立 四 当代の諸税及び問屋口銭
第八節 ゴロウニン問題と高田屋嘉兵衛
第九節 文化の大火と消防組設置
第一〇節 戸口及び生活風俗
第四章 松前家復領と箱館
第一節 松前家復領と藩政
第二節 復領後の箱館経済の動向
第三節 高田屋の没落
第四節 北前船の発達と問屋機能の変化
第五節 当時代の箱館事情
第六節 箱館近海の外国船出没
第七節 宗教・教育・文化
一 宗教 二 教育 三 文化
第五章 箱館開港
第一節 箱館開港の経緯
一 各国との開港条約の締結 三 ペリーの箱館来航
第二節 蝦夷地再直轄と箱館奉行
第三節 弁天岬台場及び五稜郭築造
第四節 箱館開港とその影響
一 欠乏物資供給の開港 二 貿易港としての箱館 三 居留外人の影響
第五節 開港後の箱館経済
第六節 開港と流通構造の変化
一 貿易開始とその経過 二 貿易商人の成長と沖ノ口の対応
第七節 内国交易の様相
第八節 交通
第九節 海面埋立と溝渠新設
第一〇節 漁業
第一一節 農業
第一二節 鉱業及び工業
第一三節 教育・学芸・衛生
一 教育 二 学芸 三 衛生
第一四節 生活・宗教
一 生活 二 宗教
第一五節 災害
第一六節 戸口及び市街の膨張