本アーカイブに格納される教材コンテンツは、「S×UKILAM(スキラム)連携: 多様な資料の教材化ワークショップ」の成果物を中心に構成されています。
S×UKILAM(スキラム)とは、小中高の教員や教育委員会などの学校関係者(S)、大学・研究機関(U)、公民館など地域の施設(K)、企業(I)、図書館(L)、文書館(A)、博物館・美術館(M)などの関係者が、属性を越えてあらゆる文化資源を子どもたちの学びに資するために協働するコミュニティ及びその一連の取り組みを指すものとして、本ワークショップから生まれた言葉です。
ワークショップでは、全国津々浦々の様々な属性の有志が一堂に会し、アットホームな雰囲気で楽しく対話をしながら、多様な資料を学校の授業で使える教材にしよう!と活発な議論とユニークな教材が生まれています。
これまで、先生たちは「良い教材を作りたいけど面白い資料がなかなか見つけられない」という悩みを抱え、MLAや自治体の関係者は「こんなに面白い資料があるのになかなか教育で使ってもらえない」という悩みを抱えてきました。しかしながら、そんな両者がつながる場は、これまでなかなかありませんでした。
そこで、そんな両者の課題を解決し、子どもたちがワクワクしながら学びに向かえるような教材を協創的に作っていこう!という目的の元にこのワークショップを企画しました。
ワークショップおよびその後の「モクモク会」(有志での教材化の続きをまったり議論しながらやりましょう会)や特別講義において、成果物(教材)が制作されています。
これまで開催されたワークショップには、北海道から沖縄まで 46 の都道府県・439 機関より、小・中・高の先生から教育委員会、大学生・院生、大学・研究機関研究者、図書館・博物館・企業・NPO まで、多様なご所属の皆様からお申し込みをいただき、様々な議論が活発に行われました。自治体ごとのワークショップや大学での特別講義においても子どもたちの学びをより深くするためのユニークな教材がたくさん制作されています。
本アーカイブでは、ワークショップで共創された教材を公開しています。学校の授業では、事前の許諾や手続きなしで自由にご活用いただけます。現在、144種類のユニークな教材をIIIF形式で公開しておりますので、ぜひお気軽にご覧ください。また、PDFデータもご用意しており、ダウンロードも可能です。ご利用の際は、各教材の二次利用条件をご確認ください。なお、本アーカイブで提供している教材のライセンスは、メタデータは「CC0」、サムネイルは「CC BY」です。
全国版WS成果
自治体版WSの成果
本教材は、港区教育委員会 主催・デジタルアーカイブ学会 後援
「港区デジタルアーカイブ教育活用コンテスト」(応募期間
2022年12月1日~2023年1月24日)において受賞した作品の一部です。
本教材は、大分市教育委員会文化財課・東京大学大学院情報学環 主催
「BUNGO FUNAIワークショップWITH FUNAIジュニアガイド」において小学生・中学生・高校生を対象に制作したものです。
国外連携・国際版WS成果
その他の成果